Terrain

イデアーレ

物語の舞台となる島国。通称『理想郷』『ユートピア』とも。
第一と第二区域は特に人口が密集しており、また様々な種族が住んでいる。
だが区域によって治安や貿易状況が異なっており、貧困問題や紛争が絶えない街も存在している為、
理想郷と呼ぶには些か妙である。
イデアーレ以外の国もとい大陸は天災によって消滅している為、過去のデータや本からしか情報が得られない。

ユミトアルズ

第一政令指定区域。
一部を除く各種交通機関は此処に集っており、『現実世界』でいう都会に近く、人口も一番多い。
緑豊かな箇所があるものの、殆どはレンガ調の石造りで形成されており、
一部の地方の者からは『羨望の地』とも呼ばれている事も。

オーズィラ

第二政令指定区域。景観が独特で黄昏色の泉が観光地として有名。
人口は第一区域程ではないものの、ENEICH YOUR LIFE本社が建設されている為か
治安は区域内で一番良く、静かな暮らしを求める者には持ってこいの土地とも言われている。

コンタヒオ

第三政令指定区域。工場と商業の街といわれており、最先端の技術を持つ者も多い。
またトップクラスの情報通の地とも呼ばれているが、噂程度の小さな情報や
デマ情報も飛び交っている為、この地で過ごすには己の直感に優れた者にしか勧められない。

ヴィエーチル

第四政令指定区域。
ユミトアルズの北西地方に存在する一般用直通エレベーターが交通機関。通称『空の街』とも。
地上には取り扱っていない特産品があり、鳥型の亜人が多く住む。
巨大な要塞で出来ている為、鳥型亜人でも直通エレベーター以外での交通は不可能となっている。

アンスティテュ

第五政令指定区域。コンタヒオとはまた違う分野で発展を遂げた街。
様々な研究機関が点在している区域で有名であり、現実で言うサイバーパンク寄りな街並みをしている。
また、バハルへの直通エレベーターが唯一存在している為、
バハルへ足を運ぶ際は必然的にアンスティテュを通り抜ける必要がある。

バハル

第六政令指定区域。通称『海の街』。
深海へ続く直通のエレベーターが唯一の交通機関。
人魚等の魚型の亜人が多く暮らしており、海底に存在している為人間が生身で往復する事は不可能で、
在住するには専用の器具か人魚の力を借りる必要がある。

ネブラ

各区域を結ぶ交通機関最終地点区域。駅以外何もない寂れた地。
峠を訪れた者は口を揃えて『何か』の声が届き、誘われる様に峠を飛び降りる者が絶え間ない為、
許可なく峠へ行く事は基本禁じられている。

モル

通称『紫の森』。一般的に存在しないと言われている紫色の草木で生い茂っている。
モルの草木は治療薬としての効果もあり乱獲されやすく、指定された数以上の収穫は禁止されている。

コローレ

別名『七色の街』。
鮮やかな色の建物が数々存在している為、観光地としても有名。

ゼーレ

一本の巨大な塔が聳え立ち、中には墓地で出来ている。
『ある者は死んだらゼーレに導かれ、大地と共に国を見守る』という言い伝えがある。

ウースタイン

山脈地方。その名の通り一帯が山と砂漠しかない。
砂漠を越えた先には紛争の地『ゲラ』が存在する。

ゲラ

通称『万年紛争の地』と呼ばれている。紛争の切っ掛けはもはや誰も覚えていない。
ゲラで生を受けた者は一生兵隊として生きる事を強制されている為、
それに嫌気をさしてメケ-メケに亡命しようとする者も少なくない。
紛争の地というだけあり治安は最悪で、度々流れ弾が飛んでくるのもあり非常に危険な故、
余程のことが無い限り立ち入りを禁止されている。

ボネカ

第七政令指定区域。
周りが近未来的な建物や造形とはうってかわり此方は目に入るものが全て空想的で、
初めて足を踏み入れたらまるで異空間に入ったかの様に錯覚する程。(例:お菓子が空中に浮いている等)
ボネカには人形族が多く住んでおり、種族の規則により他種族の立ち入りを禁止されている。

ウプイーリ

太陽の光が遮断される程の無数の森に囲まれた街。太陽の光が届かないので年中薄暗い。
吸血鬼族が多く住んでおり、街を囲む様に超力で他種族を入れない様に隔離されている。

オルドル

『秩序』を重視にしており、街のど真ん中に絞首台が置かれている為通称『処刑の場』とも呼ばれている。
大昔から罪人はオルドルに連れてこられ、公開処刑をされる事からそう呼ばれる様になった。
『秩序』を重視している割にはゴロツキの巣窟となっており、ゲラまでとはいかないが治安があまり宜しくない。

エニュプニオン

オーズィラの黄昏色の泉を模した『虹色の泉』と呼ばれる泉があり、
泉の水に触れると身体の傷や病気が治ると言い伝えられている。
エニュプニオンでは何故かどの気候でも確実にオーロラが見えるが、どういう仕組みで現れているのか解明されていない。

ルスティル

かつて人が住んでいた、『廃墟』と言われる場所。
何故廃墟と化したのかは今でも解っていない。

メケ-メケ

通称『氷の街』。一年中雪が降っており、建物が氷で出来ている。
メケ-メケの氷は普通の炎では溶けず、唯一火事が全く起きないと有名。
治安は比較的良い方な為か、ゲラから亡命してきた者の避難地となっている。